ごあいさつ

1956年に、環境問題の原点ともいえる水俣病が公式に認定されてから、半世紀が経過しました。この半世紀の間、日本は発生した公害病の対処から始まって、有害物質を排出しないルールやモラルの育成、公害そのものを発生させないシステム、更に省エネや無公害の新エネルギーの開発を行い、その結果、公害大国から世界トップクラスの環境保全大国に変貌することが出来ました。しかしながら、環境問題は今や地球規模に膨らみ、増え続ける世界人口を背景に資源の枯渇、地球温暖化、酸性雨や異常気象など、とどまるところを知りません。

自然の叡智は、何億年もの長い時間をかけ、永続的な太陽エネルギーをもとに、高度な生物や持続的なエネルギーの循環システムを構築してきました。一方で人類はわずか数百年の間に、有限な化石燃料をもとに、急激な発展を成しとげましたが、永続的繁栄は望むべくもなく、このまま消費を続ければ1世紀ともたないでしょう。文化生活を支える資源や美しい自然環境は、我々だけの世代のものではありません。次の世代に豊かな生活をつなげることこそ、我々に課せられた責任であり、義務であると思います。

当社では、環境保全の一環として、水なし印刷やNon-VOCインキ、FSC森林認証紙に取り組み、主力の千葉工場において環境方針を掲げてISO14001にそって環境負荷の低減に努めてきました。

水なし印刷はVOCの発生抑制による大気環境の保全、Non-VOCインキは石油などの資源の節約、FSC森林認証は森林の永続的な育成と利用による地球温暖化対策に繋がっています。

その結果、数多くのお客様のご理解をいただき、社会・環境報告書の印刷物制作に採用され、日印産連のグリーンプリンティング認定工場制度においては、千葉工場が環境保全に優れた工場として第1回認定工場に選ばれました。

私たち久栄社は、持続可能な社会の構築を目指して、今後とも限りある資源の消費を抑え、永続的な生産・消費サイクルの実現を目指していきます。

株式会社久栄社 代表取締役社長 田畠 久義

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